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「ベルリンのモダンガールと文学」   

 講師:田丸 理砂(フェリス女学院大学国際交流学部教授) 

  日時2017年11月29日(水)9:00~10:30  

 場所 国際関係学部棟3315教室  

 概要 

 1920年~30年代、大都市へと変貌を遂げたベルリンで「モダンガール現象」が起きます。髪を切り、短いスカートで町を颯爽と行く若い女性たちは、オフィスやデパートで働き、映画やスポーツを楽しみました。そしてタイプライターの普及と女性タイピストの出現は、マスメディアの隆盛とあいまって、女性たちを表現へと導きます。本講演ではモダンガールの時代を生きた女性たちが、文学作品の中でその生をどのように描いたかを考察します。    

 

 講師紹介

  田丸 理砂(たまる りさ) 東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。

 専門はドイツ文学及びジェンダー論。主な著作に『「女の子」という運動―ワイマール共和国末期のモダンガール』(春風社、2015年)、『ドイツ文化を担った女性たち―その活躍の軌跡』(鳥影社、2008年、共著)などがある。  

問い合わせ先

  小谷 民菜  kotani(@をつける)u-shizuoka-ken.ac.jp